ヒットコンテンツブログ

吉田就彦のヒット学

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ヒットコンテンツ研究室(HCL) に属する記事の一覧

2月1日に、第1回戯塾「スティーブ・ジョブズを考える」を開催した。

この戯塾は、私が私塾として開いており、これからの日本を、明るく、楽しく、元気にするために、塾生のみんなと、様々なテーマを一緒に考えていこうというもの。

第1回目のテーマは「スティ-ブ・ジョブズ」ということで、関心が高く、40名以上の人間が集まった。

デジハリ大学院や大学の私の教え子も多数来てくれたが、一般の人も多く、この塾をやる意味も出てくる感じだった。

ジョブズは、有名な「現実歪曲フィールド」の主。彼の伝記から拾った様々な彼にまつわる言葉をホワイトボードに書き、それらを解説していった。

そして、最終的には、ジョブズは、ムダ、ムチャ、ムリの3Mのプロデューサーとして、世にイノベーションを起こした人間とし、さらには、第3のルネッサンス(デジタルからの人間解放)の扉を開く人間だったと結んだ。

これが私が考えるジョブズの生きた意味だが、この塾では結論つけもMUSTにしないようにし、さまざまな観点からみんなが議論できるといいと思っている。

参加の熟生たちからも様々な意見や感想が聞かれた。

今後、毎月第1水曜日の18時~20時という時間で、水道橋のネコワーキングにて行う。

次回第2回3月7日のテーマは、当然、「東日本大震災を考える」。
また、熱い議論になると思う。

塾の模様は以下アーカイブにて。

http://www.youtube.com/watch?v=_fUnLxGipGs

もうすぐ2月14日のバレンタインデーだ。

1年で一番チョコレートが売れるチョコレートメーカーの大旬。これをどう乗り切るかがチョコレートメーカーの1年の業績を左右する。

昨日の日経新聞によると、そのバレンタインデー現象が意外な展開となっているらしい。そもそも、女性が男性に愛や好意を打ち明けるというのがチョコレートに託された思いのはずがどうやらそうでもないらしい。

義理チョコはすっかり定着した感があったが、その義理チョコも今の若い女性的には意味のないものになってきているという。

その義理チョコに替わって若い女性のバレンタインの意味は、女性同士での交換、友情優先だという。

ロッテの調査では、今年に使う平均金額は前年16%像の3266円。増えている。江崎グリコの調査によると7割超が女性に「友チョコ」を渡す一方、「義理チョコ」は2割強にとどまっているらしい。

バレンタインデーで、女の子同士がチョコレート交換を友情のあかしとして楽しんでいる。

ホテルで女子会をしたり、手作りチョコの交換をしたりで、女性同士で楽しんでいるのだ。弱ったものだ。

これはまさに最近のヒットトレンド「ジェンダー・リバース」。男性向けのバレンタインデーのチョコニーズが、完全に女性向けになってヒットしている現象だ。そのバレンタインデーに連動した各種イベントもしかり。

女性の男性に対する愛の告白習慣、このバレンタインデーの本来の意味が復活しなければいよいよつきあっていない指数は上がるばかり。

活動的な女性がこの調子なのだから先が思いやられるというもの。

頑張れ、男性諸君!ホワイトデーは3月にやってくる。

皆様、
あけましておめでとうございます。

今年の年末年始はベトナムに行ってきました。
今や急成長の国ベトナムのエネルギーは大変なもので、15年前の中国を見るようです。

勤勉で、勉強熱心、そして商売熱心。

これからの未来を担う特に若者の熱にベトナム中が沸き立っていました。

我が日本は、やや低迷状況。
そんな今の日本を元気にするプロジェクトを今年もさまざまに展開します。

本年もよろしくお願いいたします。

昨日、先日出版した「大ヒットの方程式~ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する」出版記念イベントをデジタルハリウッド大学院にて行った。

タイトルは、
「映画ブログ分析に見るクチコミ・マーケティングの可能性
~AVATARとアリス・イン・ワンダーランドの事例比較等により~」

第一部 ヒットの数理モデルによるブログ定量分析
●デジタルハリウッド大学大学院教授 吉田就彦
●鳥取大学大学院教授 石井晃

第二部 ヒットの話題共鳴分析によるブログ定性分析
●デジタルハリウッド大学大学院教授 吉田就彦
●デジタルハリウッド大学大学院ヒットコンテンツ研究室 新垣久史研究員

第三部 ヒトネタ・マーケティングがこれからのマーケティングを変える
●デジタルハリウッド大学大学院教授 吉田就彦

一部は鳥取大の石井先生がヒットの数理モデルを中心に、その考え方と具体的な分析事例を紹介。二部ではHCL研究室の新垣君がヒットの話題共鳴分析のトピックスとこれまでannexサイトやTwitterなどで受けてきた質問に答えた。

そして三部ではこれらの研究の地権を生かしたHCLのヒト×ネタソリューションの説明をわたしが行った。

100名に及ぶ会場は満員で最後の方では寒い天候にも関わらず、だいぶ熱気で暑くなるほど。盛り上がった。

質問もたくさんあり、有意義なイベントとなった。お集まりのみなさんの関心の高さがうかがえる。出版社のディスカヴァー21の干場社長から花束も届きステージわきに飾らせてもらった。

干場社長、どうもありがとうございました。

そしてお集まり下さった皆さん、どうもお疲れ様でした。
ありがとうございました。

ustreamでイベントの模様はご覧いただけます。
annexサイトから

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本日の日経新聞のコラム「春秋」に30年前のゲーム「パックマン」のことが記されていた。

今、廃校を利用した展示施設で、その歴史をたどる催しが開かれているということで、パックマンの制作秘話に触れている。

当時、「スペースインベーダー」が全盛で、攻撃的なゲームで男性の遊び場になったゲームセンターに、女性やカップルが楽しめるゲームをということで開発されたのが「パックマン」だったそうだ。

パクパクとピザを食べるように食べていくゲーム。発想も面白いが、独自アニメの製作に繋がるような世界観とほのぼの感がある。

4匹の怪物にそれぞれ個性を持たせたことも人気になった理由ということだが、象徴的な逸話も紹介している。

試作品で遊んだ当時の社長から「分かりにくいから1種類にしろ」と言われた開発者たちは、それを撥ね退けて作ったものだそうだ。

しかし、その社長から提供されたであろう作り手が納得するまで取り組める環境があったと開発の中心となった岩谷徹氏は言っているという。

そんな反骨、こだわりなどソフト作りへの製作者のこだわりが、ヒットを生んだということのようだ。
そんな事を美談として目にしたり、聞いたりすることが多い最近の日本の状況。今の閉そく感と符合する。

私は最近思う事がある。

それは、実は最適化というのが今の閉そく感の最大の敵なのではないかということだ。
ほとんどすべての大ヒットは、その企業や事業のサイドから生まれている。ある意味では私が提供しているヒット要因キーワード「サイド&ディープ」にそのヒット要因がある。

例をあげればキリがないが、VHSの成功などはその最たるものだ。技術者が会社の方向に逆らって、ないしょで細々と研究を続けていたから花開いた。

それをIT化のおかげで、企業活動に遊びや余裕が無くなった。最適化による無駄の撲滅がものすごいからだ。しかも有能な官僚が会社を支配する。

失敗や無駄、寄り道、こだわりから大成功が生まれる。
昔の人は偉かった。「失敗は成功の元」という。

実は効率化の先には未来はないのではないか。
今日本はそのダメな道を一直線に走っているのではないか。
特に日本人の真面目さが逆に裏目に出ているのではないか。

先日「大ヒットの方程式」という本を出した。
しかし、当たり前だがこの方程式だけではヒットは出せない。

この方程式は、ヒットを出そうと思うこだわりや思いがある人に、なんとなくの見当をつけてもらうことにこそ意味がある。私がヒット確率を2%から3%にするものと言っているゆえんだ。もちろんその1%をあげることは凄いことなのだが。

最適化、効率化を指向するためにだけこの方程式が使われたら本末転倒だ。
科学とは使われるものでなく使うもの。ITも然りである。

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吉田就彦

Authour:
株式会社ヒットコンテンツ研究所
代表取締役 吉田就彦

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