昨日、以前このブログにも書いた弁護士の内藤篤さんが館主の映画館「シネマヴェーラ渋谷」で20年ぶりぐらいに「チェッカーズinTANTANたぬき」を見た。
この映画館で行われている川島透監督映画祭の一環で行われ、昨日は上映後にティーチインとして、川島監督、フジテレビの河井プロデューサー、そして、チェッカーズの武内享君が参加した。
とにかく懐かしく、思い出深く、昔の空気満載の映画で、思わず享たちの姿が出たファーストカットには「若い!!」の一言。
当然25年も前の映画なのだから当たりまえだが、彼らは若く、そして時代の寵児となった勢いがあった。
これが映画という芸術の良いところなのだ。その時代時代に閉じ込められた思いや空気がふんだんに詰まっているのだ。
川島監督の演出もスバラしく、アイドル映画という特殊さを差し引いてみても面白く、笑えて、そして、ぐっと来る。
フミヤがライブのシーンでテレビに向かって「おれたちはたぬきなんだ、ごめん」というシーン。少しの間の後に「星屑のステージ」のジャーンというイントロが鳴り、ボルテージは極度に。
思えば、当時、劇場に駆けつけていた女の子はみなこのシーンで泣いていた。昨日のかつての少女たちも同様だった。
チェッカーズという奇跡と川島監督がなした奇跡。秋山道男さんをはじめ、たくさんの人の思いとクリエイティブへのこだわりがあの映画をあの時代に留めたのだ。
殺人的なスケジュールの中で撮影された「チェッカーズinTANTANたぬき」は、私の勲章でもある。



