ヒットコンテンツブログ

吉田就彦のヒット学

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2009年12月アーカイブ

先週の日曜日12月13日に、杏林大学三鷹キャンパスにて、人材育成学会第7回年次大会は行われ、私が研究発表を行った。

タイトルは「ヒットプロデューサーのEQ測定結果分析によるプロデュース能力開発プログラム」ということで、これまでに研究してきたヒットプロデューサーのEQ検査結果から得た知見をもとに作成したDPHPプログラムのことを発表した。

ヒットを生んだプロデューサーの研究は、すでに50名に達して、3年前の30名から大きく数を増やした。

50名にした結果も「5UP1DOWN」傾向は変わらず、ヒットを生んだプロデューサーの行動特性がより明確になってきている。

その測定結果をもとに作成した「5UP1DOWN」を延ばすプログラム「DPHP」のデジハリ大学および大学院での2年間のわたる実証実験結果を学会では報告した。

この人材育成学会への参加は初めてだったのだが、NLPのことを勉強されていた方からの質問があったり、この学会の趣旨である、いかに人材を育成していくのかという命題には、本研究は興味を持っていただける内容であったようだ。

このヒットプロデューサーの研究は、来年思いっきり発信していく「ビジネス・プロデューサー」の育成に大きくつながるものなので、この学会のメンバーのみなさんとも盛んに議論していきたい。

会後の懇親会では、森田会長をはじめ様々な方と談笑させていただいた。

明治大学名誉教授の山田先生が会でおっしゃった。「教育にお金をかけないで、日本はどうなる。」

政府の事業仕訳のことを暗喩されての発言だが、このような学会が声を大きくしていくことが、日本の今後につながると思われ、参加させていただいた身としても、さらに、人材育成に寄与していきたいと意を新たにした次第。

これから皆さんと盛んに議論していきたい。

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昨日の12月10日に、全3回にわたっておこなったTwitterのビジネスセミナーが終了した。

1回目は「音楽業界」、2回目が「タレント・マネージメント業界」、そして、昨日の第3回目が、「コンテンツ業界」。

昨日は、日本でTwitterによる初めてのヒット事例とでもいうべき、ミーシャの「包み込むように・・・」のリミックスのitunesヒットのことを、レコード会社ポニーキャニオンのDのM氏とクラブシーンのオピニオンリーダーのY氏のお二人に来ていただいて、その話を詳しくうかがった。

クラブシーンからDJたちが音楽を発信していく時に、そのコミュニティがその楽曲の良さを盛り上げて、ヒットにつなげる。このような当り前なことを、itunesやTwitterといった新しいデジタルデバイスやサービスがサポートする。まさに、現代的なヒットの作られ方だ。

特に、Twitterがリアルタイムメディアとしての機能を存分に発揮して、itunesのR&Bチャートで、1位。さらには総合で3位。そして、その情報が、yahooニュースにも取り上げられるという広がりを見せたことは、タイムリーにランキングが上がることをイベント化させたTwitterという存在があったからこそ。

この事例は、本当にTwitterのマーケテイング・ツールとしての可能性を感じさせる。

そして、2部の頭には、特別ゲストとして、先日Twitterライブを成功させた広瀬香美さんも登場。会場や、Twitterでつながっている会場外の参加者も盛り上がった。

彼女は、「冬の女王」。しかし、今は「Twitterの女王」としてあまりにも有名。
彼女のtweetを見ていると、本当にアーティストならではのリアルな感想や思いに溢れている。

そして、感謝。Twitterによって、彼女を支えてくれている人たちとダイレクトにつながっていることがうれしいらしく、いたるところで、「ありがとう」が連発される。本当にうれしいんだなとわかり、彼女の人柄に触れる思いもする。

そんな温かいTwitterの使い方が彼女の身上だ。まさに、「Twitterの女王」にふさわしい。

そんなこんなで、数々の事例と可能性を披露できたTwitterイベント。最近、やたらとメジャーなテレビでも特集されている。利用者もウナギ登りのようだ。

2009年。
このタイミングでのTwitterイベントは、業界の方にとっても有益だったのではないかと自負している。

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最近、ブランドに対する報道や考察が多く目につく。

日経新聞の連載コラム「ブランド変調」でも、さまざまなブランドに対する国民の意識の変化を取り上げている。

ブランドが大きくい一般化されたのは、バブルのころ。

DCブランドという言葉が生まれ、海外の高級ブランドももてはやされた。危なっかしい感じや年端もいかない子供までも、ブランドに群がる違和感はあったものの、皆がブランドというものを意識したのは、やはりお金が回っていたからだ。

現在はその反対。お金がなく、不況で、どうにもこうにもお金がない。なので、海外の高級ブランドは日本から撤退し、今までは考えられないような価格商品に、安さの価値を伴うブランドが闊歩している。

マーケティングの世界では、ブランドは非常に大きな意味を持つ。その研究やら工夫やらも盛んだ。

私が尊敬する片平さんの著「世阿弥に学ぶ100年ブランドの本質」のように、深く、継続を担保するブランドのあり方の研究や、鬼才、安藤竜二の「地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方」に見る、リブランドの工夫など、さまざまな形で、ブランドの力を使ったマーケティングが研究され、行われている。

そんな中で、私もブランドを考えてみる。

私は一つの考え方を示したい。
それはそもそもブランドという目にみえない付加価値というものを、なににつけるのかということだ。

おそらく大半は、モノやサービス、つまり、商品に付ける。それを付けることで、その商品に付加価値をつけることになり、商品が売れたり、継続的に信頼を構築していく。つまりはマーケティングである。

しかし、私のように、エンタテインメントの世界でプロデュースにかかわってきた人間の興味は、人に対するブランディングである。そのタレントなり、アーティストをいかにブランディングしていくか、それをずっと考えてきた。業界では、アーティストプロモーションと言う。

そのように、人を対象としたブランディングに現在行われているブランディングを少しシフトしたらどうかと思うのである。

その商品を開発した人、それを売っている人、そのサービスにかかわる人、そのような人に対するブランディングを今こそ、デフレで、不況であるからこそ、大事なのではないかという視点だ。

そして、それは出し側だけではなく、お客様、つまり、受け取り側の人も意識することが重要だ。その関係性、コミュニケーションが、ブランディングになるという、人から発するブランディングのあり方が重要なのではないかと思うのである。

例えば「エコプロダクツクラブ」というような相互の関係性がブランディングされるというようなイメージか。

なので、こうも考える。
現在はブランドが変調しているのではなく、浅いブランドのブランドが剥がれて、より深く、より、人間に近くなる深いブランディングが求められているのではないかと思うのである。

そんなことを世の中に発信していきたいと、来年は考えている。
乞う、ご期待!

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最近、ブランドに対する報道や考察が多く目につく。

日経新聞の連載コラム「ブランド変調」でも、さまざまなブランドに対する国民の意識の変化を取り上げている。

ブランドが大きくい一般化されたのは、バブルのころ。

DCブランドという言葉が生まれ、海外の高級ブランドももてはやされた。危なっかしい感じや年端もいかない子供までも、ブランドに群がる違和感はあったものの、皆がブランドというものを意識したのは、やはりお金が回っていたからだ。

現在はその反対。お金がなく、不況で、どうにもこうにもお金がない。なので、海外の高級ブランドは日本から撤退し、今までは考えられないような価格商品に、安さの価値を伴うブランドが闊歩している。

マーケティングの世界では、ブランドは非常に大きな意味を持つ。その研究やら工夫やらも盛んだ。

私が尊敬する片平さんの著「世阿弥に学ぶ100年ブランドの本質」のように、深く、継続を担保するブランドのあり方の研究や、鬼才、安藤竜二の「地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方」に見る、リブランドの工夫など、さまざまな形で、ブランドの力を使ったマーケティングが研究され、行われている。

そんな中で、私もブランドを考えてみる。

私は一つの考え方を示したい。
それはそもそもブランドという目にみえない付加価値というものを、なににつけるのかということだ。

おそらく大半は、モノやサービス、つまり、商品に付ける。それを付けることで、その商品に付加価値をつけることになり、商品が売れたり、継続的に信頼を構築していく。つまりはマーケティングである。

しかし、私のように、エンタテインメントの世界でプロデュースにかかわってきた人間の興味は、人に対するブランディングである。そのタレントなり、アーティストをいかにブランディングしていくか、それをずっと考えてきた。業界では、アーティストプロモーションと言う。

そのように、人を対象としたブランディングに現在行われているブランディングを少しシフトしたらどうかと思うのである。

その商品を開発した人、それを売っている人、そのサービスにかかわる人、そのような人に対するブランディングを今こそ、デフレで、不況であるからこそ、大事なのではないかという視点だ。

そして、それは出し側だけではなく、お客様、つまり、受け取り側の人も意識することが重要だ。その関係性、コミュニケーションが、ブランディングになるという、人から発するブランディングのあり方が重要なのではないかと思うのである。

例えば「エコプロダクツクラブ」というような相互の関係性がブランディングされるというようなイメージか。

なので、こうも考える。
現在はブランドが変調しているのではなく、浅いブランドのブランドが剥がれて、より深く、より、人間に近くなる深いブランディングが求められているのではないかと思うのである。

そんなことを世の中に発信していきたいと、来年は考えている。
乞う、ご期待!

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今年もまた、09年ヒット商品番付が日経MJから発表された。
ますます、年末だなあと感じさせられてしまう。

今年の東の横綱は、「エコカー」。ハイブリッド車を中心としたエコにやさしく、エコだから燃費が安く、その2重の意味での普及だ。新しい車種が発表されたことも大きい。また、エコ車減税も。

西の大関の「LED」も、東の関脇「規格外野菜」、東小結「下取り」もそうだ。時代はまさにエコがメインストリームとなった。ヒットの前提のトレンドがメインに踊り出た。

そんな中、私が、デジタルハリウッド大学院でビジネスセミナーを行っているTwitterが西の小結に。

こんなWebのツールがヒット商品にランキングされることは以外ではある。しかも、全国民的に広がってヒットとなるのに、大ブレイク中とはいえ、まだまだ世の中的な認知からは遠い存在でもある。

ただ、トレンドの流れから言うと、Twitterは、お手軽で、どこでも、簡単というキーワードの象徴なのだろう。本日のCXの「トクダネ」のファーストトークでも、小倉さんらの司会者がTwitterにまだ疎いということ自体がネタで、全国ネットで放送された。

次回、Twitterセミナーは、12月10日。
テーマは最終回で「コンテンツ業界」

みなさんのお越しをお待ちしてます。

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毎年恒例の今年の流行語大賞がはっぴょうされた。

年間大賞には、「政権交代」。まさに、日本の政治が大きく変わった今年の重大な出来事だった。

先日、私の書いている「音楽主義」のコラムの取材で、民主党参議院議員で、現文科副大臣の鈴木寛さんに、民主党の勝利の原因をうかがった。

鈴木さんは、東京都連の幹事長で、彼の分析で前回から10%投票率を上げると民主党が自民党に勝つと予測。政治記者たちは、総選挙効果で5%が上がると予想し、実際の9%アップの要因をネットによる情報公開だと言っていた。

ウィキペディアをもじった東京ぺディアや総選挙における民主ぺディアにより、マニフェストとに掲げた民主党の選挙公約の根拠となるデータを公開して、総選挙では4200万PVを獲得したという。

そんなネットが変えたことにの政界転換。「事業仕分け」もランキング入り、「脱官僚」「派遣切り」も。政治が大きな話題であった2009年だった。

他には、やはり「草食系」。そして、野村監督の「ぼやき」も入れると、なんだか、我々男子がちょっと情けない。

そして、方や「歴女」を支えるのは、戦国武将の美学。おじさんに人気な「家康」や「秀吉」ではなく、「石田三成」や「真田幸村」といった悲劇の武将たち。成功者ではなく、失敗者や劣勢をものともしない潔さ、武士の真髄に憧れる女性たち。

どうやら、情けない男と、それに不満な切れ味のいい女の図式か。
時代とはいえ、ますます男が肩身が狭くなっている日本。

元気なのは、「こども店長」の加藤清史郎クンだけでは情けない。もっとも、彼が話題になったのは、大河での涙であったが。

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日曜日に、アーテリジェントスクールの連続講座[ビジネスプロデュース7能力「目標力」]が終了した。

今回は、3番目のプロデュース力である「目標力」を取り上げて、講義とワークで解説した。

何人かは、以前の講義に参加していただいた方もいたが、初めての方が多く、しかもかなり興味を持って参加いただいた印象だ。

まずは、7能力の概念を披露し、その上で、ヒットを生むために能力をつける方法のさわりをワークを通じて体験していただく。今回の「目標力」では、NLPの8フレームアウトカムを体験してもらった。

その中でも私がいちばん重要と思っている目標達成後のさらに先の目標である「メタアウトカム」をしっかり伝えることが、この「目標力」ではいちばん重要なのでそこには時間を使った。

そこでは、このコラムでも書いたマイケルジャクソンの「THIS IS IT」のことを話した。コンサートを成功させて、お客様に満足してもらうのは、目標として当然であり当り前のことだ。

しかし、あのコンサートのリハの映像を、完全主義の兄のことを思うジャネットの反対を押し切り、なぜ公開したかというと、そのコンサートは地球環境へのメッセージを伝えるために行おうとしたので、そのメッセージを世界中に伝えるためだったと思われる。

そんなマイケルの「メタアウトカム」。そのことを皆さんに伝えた。

そして、それを本当に意味のあるものとして、深い思いをコンサートで伝えるために、マイケルが言っていたことをさらに伝えた。

単なる感動ではなく、どこかに意識が持っていかれるような、さらわれる様な深い高揚感を伝えよう、みんなでお客さんに伝えようと、そのための歌であり、踊りであり、パフォーマンスだとメンバーに語りかけるマイケルの思い。

目標を設定して、それをしっかりメンバーに伝える。
これこそ、マイケルの「目標力」のすごさなのだ。

合掌。

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吉田就彦

Authour:
株式会社ヒットコンテンツ研究所
代表取締役 吉田就彦

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