本日の日経新聞にディズニー関係の記事が2つ載っていた。
ひとつは、米ディズニーが映画でも成功した「スパイダーマン」などの人気キャラクターを保有するアメリカンコミック大手マーベル・エンターテインメントの買収の話。
もう一つは、ユニクロがディズニーでキャラクター権を保有している米ウオルト・ディズニー・カンパニーとキャラクター使用のライセンス契約を交わすという記事。これは、中国や米国などの販売も含むというから大きい話だ。
ディズニーは、ミッキーマウスのキャラクターの延命に躍起なわけだが、新たな有力のキャラクターの開発にも余念が無い。そして、さらには、人気キャラクターの獲得まで行ったわけだ。
その獲得はマンガ。日本でもマンガの原作権は、映画に、アニメに、そして、TVドラマに引っ張りだこ。米国では日本のようなドラマへの展開があるようなマンガ原作は少ないが、日本はそれがヒットドラマや映画の成功を左右している。
ストーリーそのものは、ハリウッドが大得意な分野。なので、その人気キャラクターが獲得できれば、いかようにも面白いモノが作れるということになるのだろう。なので、キャラクターの獲得。
そして、そのキャラクターを、日本の成長メーカーの海外進出とともに使おうというパートナー決定の戦略によって、本家米国も含めた契約を行ったのだ。当然、ディズニーは洋服はやっていないので、契約社のひとつということなのだが、テーマパークとキャラクター戦略はディズニーの根幹の事業である。
それをユニクロが担うのは、当然ユニクロの可能性をディズニーが認めたからに他ならない。しかも、キャラクター権浸食の凄い中国にまで展開するという。
ディズニーの力と従来戦略をユニクロが梃子として海外戦略の中核とした。そのディズニーの根幹は豊富なキャラクター。
ここで、現代的な重要なポイントが見えてくる。それは、CGというテクノロジーが現代アニメを支えていることと、ヒートテックに代表されるハイテク繊維技術という「テクノロジー」の存在。
そして、もう一つはキャラクターに代表される商品に付加価値を加える「コンテンツ」の存在。
「テクノロジー」と「コンテンツ」。ともに、世界マーケティングのキーワードなのだ。しかも、それらが組み合わされることによってより大きな力をそれぞれが発揮するというわけだ。
昔は、「ハード」と「ソフト」の融合が言われたが、どうやら今は、「テクノロジー」と「コンテンツ」の融合が重要ということなのだ。より、情報の中核に向かっているとい言うこともできる。
益々「プロデュース」いう仕事概念が重要になってくるゆえんだ。