小学館と集英社が、フランスとドイツのDVD販売会社を買収して、現地法人の版権仲介会社と合併させる。
先日、フランスで行われたJAPAN EXPOでも、相変わらず人気だという日本のアニメを、その大本の権利元である、マンガ会社の2強社のタッグで、ヨーロッパの販売を拡大させようということのようだ。
本格的に参入する背景には、日本の市場の伸び悩みがあり、原作不在という映画コンセプトのリメイク等のコンテンツの2次利用化の動きもあるだろう。
いずれにしても、原作や発想、表現といったコンテンツの大本への需要の高さを反映させているとも言える。
そんな可能性の広がるアニメや日本のマンガの文化は、やはり、モノを作るクリエイターが潤沢に育ち、表現できることが必須になる。
その1次著作物なしには、コンテンツの繁栄はない。それも、これからは間違いなくグローバルコンテンツへと志向する若い世代の活躍が必要だ。
インフラ作りとして、箱物的なモノも必要だが、やはり勝負はその中身のソフト、それをプロデュースすることが求められている。
資金システム、配給システム、配信システム、、、さまざまな箱物的インフラの可能性はいたるところに開かれている。それらを見据え、クリエイティブとビジネスを統合する「プロデュース」という行為、その行為がこれからますます需要になるゆえんだ。
しかも、それらは、なにもアニメだけの話では無い。
あらゆる産業がクロスし、ファンクションを共同化、共通化、分配型にしていくこれからのビジネスに、「プロデュース」は必要なのだ。



